事業報告

Seminars and Events Report

【受付を終了しました。】
SAPPOROこども未来トーク2025
~外国の人の話を聞き未来を考える3日間~

札幌に住む外国の人の話を聞いて、どうしたら札幌のまちが、国や文化のちがいをこえて、
みんなにとって住みやすく、魅力的なまちになるか、みんなで考えよう!

【全3日間】
2025年8月15日 (金) 10:00-16:00
2025年8月16日 (土) 10:00-16:00
2025年8月17日 (日) 10:00-15:00 ※17日のみ15:00まで 

*This event will be presented in Japanese.

日時 2025年8月15日 (金) 
2025年8月16日 (土) 
2025年8月17日 (日)   
場所 札幌国際プラザ(札幌市中央区北1条西3丁目 札幌MNビル3F)
定員 20名(応募多数の場合は抽選)
対象 札幌市内小学校の6年生
参加料 無料

「SAPPOROこども未来トーク2025」を開催しました

 8月15日~17日の3日間、市内の小学校に通う6年生19人が「札幌を国や文化の違いを超えて皆にやさしいまちにするには何が必要か」について在住外国人との対話を通して考えました。また、公募で集まった大学生5名が子どもたちのサポートに当たり、共に学びました。

 初日は、札幌市が所有する留学生用の宿舎「札幌留学生交流センター」を訪問。センターで暮らす留学生など6人が、子どもたちに部屋や調理室などの共有スペースを案内し、センターでの生活の様子や日常について教えてくれたあと、グループに分かれて交流しました。

 2日目には、イスラム教の礼拝所「札幌マスジド」を訪問し、イスラム文化について話を聞いたほか、札幌インターナショナルスクールの子どもたちと、遊びを通して交流を楽しみました。午後には札幌に住む3人の外国人ゲストスピーカー(ミャンマー・チリ・インドネシア出身)から、外国人にとって当たり前ではない日本での生活や、子育ての経験などについて話を聞きました。

 最終日には5つのグループに分かれて話し合いを行い、プレゼン資料を作って発表に臨みました。保護者などおよそ30人が見守る中、各グループからは、公共の場での「やさしい日本語」の使用、見やすくわかりやすい多言語パンフレットの作成、学校給食のメニューに外国の料理も入れて理解を深めるなど、多文化共生の実現に向けた様々なアイディアが披露されました。

 子どもたちは札幌に住む多様な外国籍の人々や、他校の児童、大学生などと会って交流する楽しさを感じながら「外国の文化や宗教について知ることができた」「他人の意見も聞けて自分の考えを深められた」「3日間で考えた案を少しでも実行したい」などと感想を述べてくれました。

 

留学生交流センターでのお部屋訪問

札幌マスジドでの子どもたちとの交流

ミャンマー出身のエーさんに質問タイム

 

一覧へ戻る